何気なく言っている口グセ
ふいに出た言葉
実はもれなく聴いています
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1か月くらい前
運転中にヒヤッとしたことがありました
(前の車が急停止)
幸いヒヤッとしただけで事なきを得たのですが
「おそろしや!ホントに気を付けよう」
それからは特に慎重に運転するようにしています
もちろんこれまでにも似たようなことはあり
その度に
背筋をしゃんとするような
気を引き締めなおすようなつもりではいたのですが
最近ヒヤッとしてからは
毎日さらにさらに気を付けている感覚の自分がいます
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以前と少し違うのは
「今日も安全運転で」
「帰りも安全運転で」
実際に声に出していることが
私にとってはとても効果的に感じています
頭の中で考える
それを言葉にし、自分の耳で聴くことによって
もう一度自分に言い聞かせているような気がします
ということは
どうにもならない過去や他人への不満を
いつまでも言い続けることは
その度にその時のことを思い起こし
無駄なイライラであることがわかっていながらも
そこに留まり続ける一つの要因になっているのかもしれません
確かに
ネガティブな感情があったとしても
それは「ただの感情」であって
良い悪いではありません
ただ
自分自身の根っこにある感情に気づくことと
コントロールできない状況に対する
呪いの言葉を吐き続けることは別物です
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先述のヒヤッとしたことでは
「ちょっと!危ないじゃないの!」
「何かあったらどうしてくれるんじゃい!」
「自分が気を付けていてもこういうことはあるもんだなぁ」
「もうちょっと車間距離取ってても良かったかな」
「これからはさらに安全運転すっかな」
どれも私の中にあった正直な言葉ですが
「これからはさらに安全運転すっかな」→「今日も安全運転で」
これを運転時には毎回自分に言い聞かせています
「時刻は〇時△分、今日も気を付けて行ってらっしゃい」
毎朝そんな言葉を何度も掛けてくれる
通勤時に聴くラジオも
安全運転のためのルーティーンになっています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)