あ、そういえば言ってるなぁ
あるとき、自分の口グセに気づきました
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自分の怒りと上手に付き合うための心理トレーニングである
アンガーマネジメントに取り組み始めてから
怒る必要のあること
怒る必要のないことが
自分で少しずつ線引きできるようになってきました
一瞬イラっとしたけれど
「怒る必要のないこと」は
自分の「まぁ許せる(許容できる)」ところに
位置づいているのを確認して
「まぁいいか」と手放すことで怒らないで済みます
※ここでの「怒らないで済む」というのは
「本当は怒りたいのにガマンする」ということではありません
(無駄にイライラしなくて済む、ということです)
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一方で
「これは怒る必要のあること(許容できない)」ということもあります
そのときはどうするかというと
自分でその状況を変えられるかどうか(コントロールできるかどうか)
さらに
それは自分にとって重要か
を考えます
例えば
電車の中でのマナー違反
待合室でイライラしている初対面の人
私にとっては
「コントロールできないし、重要ではない」に当てはまります
その場合は
「放っておく」だけなのです
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この「放っておく」というとき
私がいつも言っている言葉があるなぁと気づきました
それは
「なぞ(謎)」
それを言うことによって
自分自身の「放っておくスイッチ」が入り
「積極的に関わらない」という行動がとれます
この「なぞ(謎)」には
特に意味はありませんが
(謎を解明したい、とかそういう意図は全くなし)
これも私にはおまじないの言葉のひとつになってくれています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)