どうしてこんなにも違うのだろう
自分では「こんなにも」と思うけれど
実は紙一重な気もするし
それは自分の都合なのかもしれません
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全く同じ内容に関して
それぞれ違う方から
説明を聞くという機会がありました
大人にも子どもにも
老若男女問わずのインフォメーションで
何気なく聞き流せるものではあったのですが
こういうときに
ついつい聞き入ってしまうのは
そこに私のアンテナが立っていたからなのですが
随分違った印象になるものだなと
ちょっと驚きもしたのでした
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1回目
とにかく丁寧
マニュアルに忠実で
テンポもボリュームもちょうど良くて
お手本のような信頼感がありました
こんな風に間を取ると
イメージが浮かびやすいなぁ
きっと万人受けする感じだなぁ
心の中でそんな風にメモしていました
そして2回目
わりとスピーディ
ちょっとした余談も挟みつつ
ボリュームは少し控えめだったけれど
囁くような語り掛けるような感じでした
私は心の中でメモを取るヒマもなく
心ごとガッシリ掴まれたような感覚でした
この人の話をもっと聞いていたい
何がどうしてなのか分からないけど
不思議と引き込まれたまま
あっという間に時間が過ぎていきました
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マニュアル的なポイントは押さえているものの
ちょっとしたひと言
(あぁ、わかる)
そんなボタンが次々に押されるような
緩急のある伸びやかな言葉選びに
本編よりも印象に残った時間でした
理解度はどちらも同じ
時間や内容もほぼ同じ
だけど
その人の内側から出てくる(ように感じた)言葉には
何か見えない引力が秘められているような気がしました
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どちらが良いとか悪いとか
正しさや優劣を言いたいのではなくて
あくまでも私の好みであっただけなのですが
自分が伝える側に立ったときには
こんな風でありたいなぁ
そんなお手本に
思いがけず出会えた興奮から
ドキドキしている自分がいました
また時間が空いたら
そこへ行ってみたいと思います
(本編よりもそれを聞きに)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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