なんだかんだ言いつつ
やっぱり子どもに甘えているなぁ
私の膝に乗って上機嫌の
息子のつむじを見ながら
そう感じている自分が居ました
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怒りの性質のひとつに
身近な対象にほど強くなる
というのがあります
私にとっての身近な対象というのは
「家族」
中でも
子どもたちに対して振り返ってみると
自分自身の怒りの取り使い方が雑なときがあります
もちろん毎日取り組んでいる
心掛けているアンガーマネジメントですが
上手くいかないこともあって
それは大概
家の中で怒りを感じたときであったり
子どもたちを叱る場面であったりします
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たとえば
夫に理不尽な怒り方をしてしまったとき
それを夫なりに受け流してくれているお陰で
我が家では夫婦ゲンカがありません
他にも
年相応の伝え方ができていなかったり
トゲトゲした言い方をしてしまったり
強く怒りすぎてしまったときにも
子どもたちは引きずることなく
翌日には何もなかったように接してくれます
帳消しにしてもらったような
リセットしてもらったような感じ
それをいいことに
甘えて過ごしてしまっているなぁと
反省したのでした
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身近な存在でも
特に「家族」に対しては
これくらい許してもらえるだろう
という甘えがあったり
これくらいはできて当たり前
という期待があったりして
怒りが強くなりがちです
だけど
それらの怒りと上手に付き合っていかないと
自分にとって大切な存在こそ
傷つけてしまうことになりかねません
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「それをいいことに」を
当たり前にしてしまってはいけないなぁ
いつまでもそうしてもらえると思うのは大間違い
こちらの身勝手さや過剰な甘えと期待は禁物だな
無邪気に膝に乗って来て
二の腕とお腹の肉を摘まんでくる
息子のつむじをぼんやり眺めながら
そんなことを感じたのでした
身近な対象にほど強くなるという
怒りの性質を忘れてはいけないし
だからこそ
怒りの感情と上手に付き合う必要がある
そんな風に感じます
お年頃になってきた上の子たちは
なかなかそばに寄って来てくれないので
自分から何とか口実を見つけるのがひと苦労です(汗)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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