決めて欲しい

- Category - 怒りん坊日記



その気持ち
わからなくもないけれど


答えは「NO」です


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昨日今日と
体調不良な長男

お稽古事を休むのなら
あらかじめ親が
連絡を入れる必要があるのですが


休むのか休まないのか

自分で
なかなか決められない様子です


正確にいうと

「休むつもり」
「休みたい」


顔にはそう書いてありますが
自分の口からは言いたくなくて


「じゃあ休んだら?」

こちらから
そう言ってもらえるのを
待っているように見受けられます


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つい数年前までの私は

よっぽどでない限り休むべきではない
正当な理由を自分で述べるべき


それらを強く握りしめていたために
子どもたちの「休みたい」が
漂ってくるのがとてもイヤだったし

たとえ「休みたい」と言い始めたとしても
聞こえないフリをすることさえありました
(今考えるとゾッ)


今は

休むことは悪いことではない
必要であれば休むべき

そんな風に書き換えられたところもあり

それは
自分だけではなく
子どもたちに対しても感じていることです


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自分で決められない
「休んだら」って言って欲しい



そんな息子の気持ちも
昔の自分を見ているようで
本当によくわかるのです


だけど
そこに対しては「NO」です


自分で決めたことは
最後まで責任を持つ

自分の感情に責任を持って
次どう行動するかを自分で決めていく



自分が大人になっても
なかなかできなかったことであるだけに

そこは譲れないのです


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休んでも休まなくてもどちらでもいい

ただし

「自分で決めること」


あれこれ聞くのをやめて

「どちらにするか決まったら教えて」
「連絡する都合があるから休むなら〇時までにね」


そう言って
少し離れて見守るようにしています


この「少し離れる」というのは
実は自分のためでもあって

子どもが自分で決められたのなら
それを尊重しよう

そこを静かに受け止めるための
立ち位置になっているような気がします




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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