きっとあの人なら
私のようには反応しないだろうな
自分ではない誰かに置き換えてみたら
イライラが薄れていきました
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今日は家族それぞれ予定があり
バラバラに行動していたのですが
娘の誕生日ということもあったので
夕飯だけは一緒に食べて
ケーキでも買いに行こうということになりました
ケーキとひとことで言っても
お気に入りの味がバラバラなので
それぞれ自分の分を選ぶことになり
私はケーキ屋さんしか頭になかったのですが
夫はウェアや生活用品が見たかったらしく
「ちょっと行ってくる」
そう言って別行動になりました
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甘い匂いに包まれながら
ひとしきりケーキを選んだあと
いっこうに夫が戻ってこないので
入れ違いにならないように
別れた場所で待つことにしたのですが
ドライアイスの状態も心配だったし
自宅までは歩いて数分の場所だったので
子どもたちだけ先に帰して
私はひとり
その場に残ることにしました
10分経っても戻ってこず
（別れて20分はとうに経っていた）
どこにいるのかという
こちらからのLINEも未読のまま
そもそも「ここに戻る」つもりがあったのかどうか
「ちょっと行ってくる」という言葉が引っ掛かりました
そこから5分ほどして
やっと既読がついたと思ったら
「いまどこ？」
その返信が
やたらとのん気な雰囲気をまとっているような気がして
ついにイラッとしてしまいました
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結局
夫は別の建物の方まで行き
そこでお買い物をしていたそうで
待ち疲れたのと
クサクサしていたのと
このまま合流しても
気分よく買い物できる自信がなかったので
「そっか、じゃあ帰るね」
と返事をしました
すると秒で
「了解」
………。（←私の心の中）
こういうときに
むやみに「ごめん」とは言わない
相手の気持ちを予測したり先取りすることなく
事実に対してだけ反応する
夫らしいなと思いました
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きっと
逆の立場であったなら
夫は私のように
腹を立てることもなく
返信が遅かった
上手く打合せができていなかった
とりあえず帰るか
それらを「ただそれ」として
受け入れて過ごしているのだろうなと
考えているうちに
私自身のイライラも
少し色合いが薄れていくような気がしました
↑よく考えたら
待ったのは25分ほどでした
人によって感じ方は違うかもしれませんが
私の場合は
待たせるのは嫌ですが
待つのはわりと平気な方です
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「おかえりー」
一足先に帰宅した子どもたちは
あれこれ準備して
待っていてくれました
（↑早く食べたくて待ちきれない様子）
自分でコントロールすることができなかった
自分自身の怒りの感情ですが
毎日毎日何年も向き合ってきて
ようやくできてきたこともあれば
まだまだできていないこともあります
子どもたちが毎年誕生日を迎え
成長しながら歳を重ねていくように
私自身も負けないように
コツコツ取り組んでいきたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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