少なくとも私はそうでないとき
あまりにもわかってるテイで進められると
マゴマゴしてしまうことがあります
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これは夫と話すときに
頻繁に起こりがちな現象なのですが
頭の中がハテナでいっぱい
チンプンカンプンとはこのことだな
ということがあります
彼は
「初めからわかりやすい言葉で言い換える」
ということをしない人です
私の場合であれば
たとえば
私は知っているけれど
夫が知らないであろう
音楽用語
「曲の途中で違うキー(調)に変わることを『転調』っていうんだけどね…」
まずはキーワードについての簡単な説明から入るところを
「あそこは平行調に転調してるけど…」
と説明するような感じで(あくまでも例えです)
夫は知っているけれど
私が知らないような
PCその他理工学系の専門用語を
あたかも全員が知っているテイで
ブッ込んでくるのです
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「それって何のこと?」
このくだりを
これまで何百回と繰り返しているよなぁと
思うのですが
夫としては
多分
「聞かれたら説明しよう」
ということなのだと思います
これは
子どもたちに対しても全く同じで
そういえば
一歳になったばかりの娘が
つかまり立ちをしながら
テレビの画面に触ったとき
「液晶部分に触ったらいかんよ」
真顔で伝えていたのを思い出しました
今でこそ笑い話ですが
当時は
子どもにわかる言葉で伝えるべき
夫の姿にプンプンしていたのを覚えています
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私のやり方と夫のやり方が
どちらが良いということではないのだろうし
それぞれのスタンダードが
ちょっぴり違うだけのことです
それはそれとして
受け止められるようになりましたが
私はきっとこれからも
「それって何のこと?」
あきることなく
このやり取りを続けていくのだと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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