何となく成立してしまうもの
そこには
身近な存在ゆえの
甘えや期待があるのかもしれません
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多少憎まれ口をたたいたとしても
逆に
口も利かない気まずさがあったとしても
また同じ場所にかえってくる
そして
食卓を囲むうちに
何となくいつもの雰囲気に戻れる
それが成立してしまうのは
家族だからこその
甘えや期待があるからのような気がします
だけど
これって実は落とし穴ではないかなと
感じることもあります
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怒りの性質のひとつに
身近な対象にほど強くなる
というのがあります
これくらい怒ってもまぁ許してくれるだろう
ついつい理不尽な怒り方をしても
そのままにしてしまったり
これくらいはできるはずでしょ
過剰な期待や厳しさを上乗せしてしても
それが正しいような気がしてしまったり
それはまさに
怒りの性質に寄るところも大きいような気がするのです
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「身近な対象に甘えたり期待してはいけない」
そう言いたいわけではありません
(私の場合は大いにあります)
ただ
もしそこでの怒りに
「後悔」が漂っていたとしたら
それはコントロールする必要があるということです
(決して怒らないということではない)
アンガーマネジメントできていないと
自分や周りの大切な人こそ傷つけてしまいます
怒りについての正しい知識を学び
対処法を取り入れながら
(ムダに)怒りにくい体質にしていく
アンガーマネジメントできるようになることで
それが可能になっていくのです
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心のどこかで
この時間が永遠に続くような気がしていたけれど
あと数年もすれば
少しずつ家族のカタチも変わっていきます
それまでは
一緒に居られる間は
(離れてももちろん変わらないけれど)
お互いに自分も相手も
大切にできる関係でいたいです
(何だかしんみり)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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