「……。」「……。」
苦々しく居たたまれない沈黙
あの独特の空間は
まるで拷問です
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子どもの頃であれば
仲良しのお友だちとケンカをして
あんなにいつも一緒にいたのに
仲直りのキッカケがつかめないまま
お互いに口もきかないあの苦しさ
大人になってからであれば
それが家族との間でたまに起こり
ハッキリとしたキッカケによるときもあれば
よくわからないまま気づくと
ジワリジワリとそんな空気が漂っていたりすることもありますが
いずれにしても
何となくどちらか
あるいは
両方がイライラし始めることによって
そうなっているような気がします
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重々しく
やけに色んな音が鳴りを潜めているような
ザラザラと感じられる停滞した空気
そんな空間に居るときの心地悪さったら
まるで拷問です
相手が子どもたちの場合には
「どうしてそんなにイライラしてるの!」
「何が気に入らないの!」
あれこれ詮索して
無理に何とかしようとしていました
アンガーマネジメントを知る前の私は
そこからさらに自分のイライラにまで着火して
お互いに大ヤケドでした
(怒りの感情は伝染するという特性があります)
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怒りの感情だけでなく
喜怒哀楽を含めた感じ方を選んでいるのは自分自身です
怒りはエネルギーこそ強いけれど
人間にとっては必要な感情で
言い方を変えればただの感情です
そこに不快な思いを感じたとしても
まずはそれを受け止めて
ではどうしたいのか
納得できるまで話し合ってすり合わせをする
一旦その場から離れてクールダウンしてみる
自分や周りにとっての最善の方法は
その時々の状況によって違うかもしれませんが
どんな場であったとしても
それを考えることを放棄することだけは
しないように気をつけています
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私と一番そういう場面を迎えがちなのは
今のところ次女です
(似たもの同士ゆえ)
その場では
きっと私と同じように
気まずさや居心地の悪さを味わっているんだろうな
だけど今は
お互い穏やかにはやり取りできなさそうだな
それがわかっているので
(似たもの同士ゆえ)
私と次女の場合は
LINEでのやり取りが解決法のひとつです
(かわいいスタンプたちに助けてもらっています)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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