それでいいのかもしれない
自分なりに
納得できたような瞬間でした
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はじめてのおつかいとは少し違いますが
それっぽいことがありました
学校の視力検査により
次女の視力が落ちているとのことで
先日眼科とメガネ屋さんへ行ったのですが
レンズが取り寄せになりました
交換と受け渡しが同日にできるのだけど
最短で平日の夕方とのことで
私の都合がつかず
次女がひとりでそこへ訪ねる
前置きが長くなりましたが
これが「はじめてのおつかい」っぽい内容です
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引換カードを持ってメガネ屋さんへ行き
メガネとカードをお店の方に渡して
1時間ほどどこかで時間をつぶして
再びメガネ屋さんへ行き
メガネの調整をしてもらってから家に帰る
それだけ?と言われそうな気もしますが
「それだけ」です
だけど
次女にとってはものすごく高いハードルです
自分の頃を振り返ってみると
中学生の頃には
割と一人でどこへでも行っていたし
買い物だって病院だって
普通に行っていたと思うのだけど
次女にとってはものすごく高いハードルです
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数日前から
「何時に行けばいいんだっけ…」
「カードを渡すとき何て言えばよかったっけ…」
「全部終わったら帰ってくればいいんだよね…」
何度も何度も何度も
ひとり言のように繰り返し言っていました
そして当日
付き添ってやれないながらも
どうだったかなという心配と
もし上手くいかなかったとしても
なるべく平気な顔でやりとりしようという決心と
できるところまでガンバレという応援とを
胸に抱えつつ家路に着きました
玄関に入ると
部屋からひょっこりと顔を出した
嬉しそうな表情の次女がそこに居ました
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「ひとりで行って来たよ」
「おっ!すごいね!おつかれさん」
たったこれだけで
その場での会話は終わりましたが
私はひとり玄関でジーンとしていました
それくらい普通でしょ?
ちょっと過保護なんじゃないの?
そんな声も聞こえてきそうですが
(これは昔の私の声に違いない)
それらを全部取っ払って
この子にはこの子なりの速度があって
私は私なりの寄り添い方をする
それでいいのかもしれない
娘にとっては精一杯の頑張りを
称えたい気持ちでいっぱいでした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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