感情と表現が直結するスピード感
子どもには
かなわんなぁと思います
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子どもが低年齢であればあるほど
百面相で
全身を使って感情を表し
自分の欲求を伝えようとする様が
清々しいなぁと感じることがあります
たとえば
お腹が空いた
眠い
イヤだ
寂しい
嬉しい
楽しい
などなど
まだ言葉で伝えられない
乳幼児の子どもであれば
泣いたり笑ったり
手を叩いたりジタバタしたり
全身を使って表現し
周りからの共感や
サポートを受けたりします
言葉がなくてもそうすることで
コミュニケーションを取っていきます
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その後の成長過程において
少しずつ言葉の獲得や表現の幅も広がり
ちょっとしたあまのじゃく
ちょっとしたウソ
言葉とは裏腹な態度を取れるようになったりして
それもある意味
大きな成長ではあるのだけど
もう何十年も大人として生きていると(!)
言葉とは裏腹な態度を取るという術を
あまりにも当たり前に
身に付けてしまっているゆえに
そんなところに考え及んだり
立ち戻る感覚さえも薄れていて
どストレートな感情表現というのが
ある意味新鮮で
どこか羨ましさも感じたのでした
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とはいえ
大人の社会には色々あって
(大人に限らずきっと子どもにも)
何でもかんでも
ストレートに表現すればいいというものでもなく
そこには
相手の立場になってみたり
伝え方を工夫する必要があったり
色々な場面で
色々な折り合いを付けながら
共存しているという一面もあります
言葉とは裏腹な態度が
必要な場面も当然あるとは思いますが
大切なことは
自分の本当に感じている気持ちや思いを
自分自身で拾っているか(気づいて認めているか)
どうかではないかなと私は感じています
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条件反射なのかよくわかりませんが
私の場合は
「キレてるの?」
と聞かれたら
「キレてないっすよ!」
うっかりそう答えてしまいそうになるのですが
(本当は〇〇だと感じているんだな)
(本当は△△して欲しいんだよな)
まずはそれに気づいて認めることで
自分自身で線引きして選択する行動も
それまでよりは少し違ってくるような気がします
(ちなみに毎回モノマネはしていません)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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