すべてがすべて
そういうことではないのかもしれないな
自分とは違う立ち振る舞いをみて
あらためてそう感じました
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私は
子どもたちとのやり取りの中で
「無言」を選択されると
とてもしんどいです
子どもたちがどんな気持であったとしても
それを受け止めるつもりはあるのだけど
そもそもの「それ」を聞けないことに
不安を感じてしまうからなのだと思います
(安心安全の場であることが絶対条件ではあるけれど)
思いの丈を吐き出してみることでスッキリしたり
実際に口にしてみることで
自分の中にあった感情に気づく
私自身は
その効果を感じているので
実際にそうすることも時にはあるのですが
もしそれを強要されることで苦しさが生まれるのだとしたら
本人にとっては酷なことだなと
貝のように口を閉じてしまう我が子の姿を目の当たりにして
そんな風にも感じています
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相手が大切な存在であればあるほど
ついつい知りたくなったり
手助けしたくなるけれど
それは場合によっては
こちらの不安を解消したいだけの
自己満足に走っているのかもしれません
「言わないとわからないよ」と
親という立ち位置でモノ申してしまいがちだけど
「今すぐわかる」
「今すぐ周りに表明する」ことが健全なのか
解決の糸口なのかと問われると
決してそうではないと思います
その人なりの向き合い方をまるっと受け止めること
その人が自分なりに自身と向き合う力を育める環境であること
そこに
今の私が取り組むべき課題があるようにも感じています
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正解はないし
試行錯誤の積み重ねですが
だから子育ては面白い
ようやくそんな風に感じられるようになりました
(感じられないこともよくある)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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