ここは
ガツンと言ってやらなきゃ気が済まない
そんなときには
私の場合
「ちょっと待てよ」のひと呼吸が必要です
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これは解せぬ!
と思うことがあって
その直後に出てきたのが
ここはガツンと言ってやらなきゃ!
という思いでした
実は自分のことで腹が立ったわけではなかったのですが
見て見ぬ振りはできないような思いに駆られていたのです
…とはいいつつも
そこで暴発することはなく
(アンガーマネジメントのおかげ)
どうしてそんな風に感じたのだろうかと
あらためて考えてみたのでした
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そのときには
思い及びませんでしたが
ガツンと言ってやったとして
それは誰のためなのか
何のためなのか
冷静になって考えてみると
ガツンと言ってやったとして
それは誰かのためではなく
自分の自己満足のためでした
そうすることで
正しいことをしているような気になるだけで
当事者ではない立ち位置からは
事態の解決には結びつきもしなかったのです
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これは自分のためにやっていることだ
と自覚しているのならまだしも
誰かのためにしてやっていることだ
とはき違えてしまうことで
いざその結果を受け取るときに
どこかで他人事のように捉えてしまいそうな自分が
出てきそうな気がして
それはちょっと違うなと感じたのでした
思わず
イライラゾーンに踏み込んでしまいそうなとき
(もちろんそれを踏んでしまっても構わないのだけど)
それは本当に怒る必要のあることかどうか
自分の起こそうとしている行動が
解決に結びついているか
それを一度冷静な状態で考えてみることが
怒りを客観視することだと感じています
(子どもとの口ゲンカにも活用中)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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