すごく腹を立てている
静かにキレていそう
怒りの程度や表し方は人によって違いますが
その「程度」に尺度を持っておくことは大切なことだと思います
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例えば私は
他人がイライラしているのを目にすると、とてもヒヤヒヤしてしまいます
そこには「私が何かしでかしてしまったのか」「さらに怒りが大きくなったらどうしよう」
という不安や恐れがあります
だけど、他人の怒りを私がコントロールすることはできないので
その場を離れたり事実と思い込みを切り離してみることが
私にとってのアンガーマネジメントです
だけど、イライラしているのが「他人」ではなくて「家族」だと
状況が変わってくる気がします
子どもたちが怒りに振り回されていると声を掛けずにはいられないし
普段ほとんど怒らない夫が、イライラしているように感じられるのは
私にとってはモヤモヤ案件です
いくら家族であっても自分とは違うので、相手のことをコントロールすることはできません
そんなときに使うのが「それって何点くらい?」というキーワードです
(人生最大の怒りが10点だとしたら、今の怒りは何点?という質問)
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私「どうしたの?何かあった?」
子「別に…」
私「……(なにさ!)」
であったのが
私「そのイライラって何点くらい?」
子「…2.5点」
私「2.5点くらいなんだね~(意外に低いのね)」
とりあえず点数だと答えてくれるし
それによって私自身の「えっ?何なの?」が
「ふーん、なるほどね」になることもあるので数値化は役立っています
自分の怒りの程度を把握するときにも数値化はとても有効ですが
何より家庭の中での共通言語として大いに役立っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)