こ、これは…怒るべきか、怒らないべきか…
久々に外出先でモヤモヤしました
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とある演奏会があり、1時間近く前から並んでいました
スマホを見ている人、連れと話をしている人、それぞれ待っているようでしたが、私はひとりだったので人間ウォッチングに励んでいました（毎度おなじみ）
すると、会場まであと10分になったところで前の方が怪しい動きを始めました
「ひとりなんだって～」と言いながら、知り合いをどんどん列に率いれていくのです
（↓ここからは完全に私の独断と偏見によるものです）
まるで人助けをしたかのように、どんどん笑顔で率いれていくご婦人
それを誉めるかのように、笑顔で迎えるご主人（らしき人）
「いいのぉ？」と言いながらズカズカ入ってくる知り合い（らしき人）
ちょっと！それはないんじゃないの！
私の中の「べき」がグルグルと渦巻いてました
あとから来たのだから後ろに並ぶべき
順番を守るべき
マナー違反を正すべき
（自分が）損をするべきではない
考えながら「これらは私にとっては正解だけど、その人たちにとってはそうでもないのかもしれないなぁ」とも感じていました
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アンガーマネジメント的にここで私ができることは
これは「怒る必要があることか、怒る必要のないことか」線引きをすることです
その時の状況は
・私はひとりだった
・あと10分足らずでここから動き出せる
・この方たちとは多分もう会うことはない
・気持ちを切り替えて演奏を聴こう
だったので、そう決めることができました
だけど例えば
・率いれた人数が5人を超えたら、声を掛けるだろうなぁ
・子どもたちを引き連れて並んでいて「これはいいの？」と言われていたら、そこからまた考えたかもしれないなぁ
・待ち時間が1時間近く残っていたら「怒ること」と決めたかもしれないなぁ
などなど、自分の境界線についても考えていました
（そんなこんなしているうちに10分は過ぎました）
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気が付けばGWも折り返し
すっかり暑くなってお出かけ日和の後半に突入です
お出かけの方もそうでない方にも良い一日になりますように
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）