じゃあ、いいや
以前と同じセリフなのに
心持ちがずいぶん違いました
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我が家のお風呂は
とても狭いため
大体ひとり
多くてもふたり
(子ども同士ならギリギリOK)
保育園の次男は
子どもたちが当番制で入れてくれるので
とても助かっています
ですが
そういった事情で
お風呂の入り始めから出終わりまで
とても時間がかかります(計5回分)
しかも
「お風呂に入りましょう」
という時間帯には
観たいテレビ番組があったり
ゲームがちょうどいいところだったりして
なかなかスムーズに進まないので
さらに時間がかかります
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お風呂のあとには洗濯があって
洗濯があるということは
それを干す作業もあり
どんどん時間が後ろにズレ込んでしまうので
本当はサクサクと入っていって欲しいのですが
「入りたい人から入っていいよ」
と言っても
沢山の誘惑によってなかなか進まないので
順番をローテーションで決めています
(私だけはお掃除の関係で毎回アンカー)
そんな今日は
1番の長男がテレビにかじりつき
「そろそろ入ってね」
「後ろがつかえてるから」
「洗濯も遅くなっちゃうから」
何度か声を掛けたのですが
「うーん」
安定のカラ返事でした
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「じゃあ、いいや」
本来の順番をすっ飛ばして
私が先に入ってしまったのですが
腹は立ちませんでした
明日は日曜だから
多少後ろにズレ込んでも大丈夫かな
とりあえず先に入ってスッキリしてしまいたい
そんな余裕や
自分の欲求があったからだったのかもしれませんが
リクエストしたからといってかなわないこともある
ということを
ようやく怒りを漂わせず
受け止められるようになってきた気がします
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これまでの
「じゃあ、いいや」は
怒りをにじませ
相手に反省を促すためのセリフでした
(「後悔したって知らないよ」と言わんばかり)
特に意識して発したわけではなかったのですが
今回の「じゃあ、いいや」には
怒りを帯びていなかったことに少し驚きつつ
自分の中での嬉しい変化だなと思いました
無事全員お風呂も終わり
大人たちは目がショボショボ
そろそろおねむタイムですが
子どもたちは目がランラン
まだまだ夜更かしできそうです
(若いってこういうことかも)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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