確かに逆の立場だったとしたら
怒るかもしれない
と思いました
******************************
目的地を共有して
さぁ出発しましょうということになり
それぞれに必要な道具をそろえ始めた頃
(ちょっと違うんじゃないの?!)
違和感をあらわにしている人がいました
それでも
それぞれのやり方で
目的地に着いて
全員で振り返ってみたとき
(どうしてそんなやり方なのか)
(どう考えてもおかしいのではないか)
そう怒っている人がいました
(目的地に無事着いたのだからそこは別にいいんじゃないかなぁ)
私はそう思ったのですが
それを言っている人
それを言われている人
それを見ている人
多分それぞれに
思うことはあったのだと思います
******************************
それからしばらく時間が経って
そのときのことを思い出したとき
(もし……)
と思いました
私は実は
変なところにこだわりがあり
何かを達成するとき
目的地に到着することよりも
その過程に重きを置いているところがあるので
もし
そこをあれこれモノ申されたとしたら
心中穏やかではないし
(目的地に無事着いたのだからそこは別にいいんじゃないかなぁ)
かつて自分がそう思った
そのままを自分が言われたとしたら
たとえ小さな事であっても腹が立つなと思いました
******************************
自分がこだわっていることや
大切にしたいこと
譲れないことを
けなされたり否定されると
腹が立ちます
それは自分の「価値観」が
そこにあるからなのですが
自分にとって譲れないことであるなら
「怒る必要のあること」だと思います
(※だからといって即座に相手にキレるということではありません)
「これは怒る必要のあることだな」と線引きをしたなら
自分や周りにとって長期的に健康的な行動を選んでいきます
それは
「相手に口頭で説明すること」かもしれないし
「目に見える形で知らせること」かもしれないし
「自分の中で大切にもっておくこと」かもしれないし
「相手には特に何も働き掛けないこと」かもしれないし
人によって違うと思いますが
「後悔」に繋がらないことが大切です
******************************
私はこのこだわりのおかげ(?)で
自分の知らなかった分野に気づけたり
そこでとりあえず着手してみたことが
思いがけず良い方向に進んだことがあって
とても充実感を感じたことがありました
(だからこのクセをやめられないんだよなぁ)
毎回
最短コースを選ばない言い訳をしてしまいます
(いつも上手くいくわけではないのだけど)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング