譲れないことであるなら

- Category - 怒りん坊日記



確かに逆の立場だったとしたら
怒るかもしれない

と思いました


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目的地を共有して
さぁ出発しましょうということになり
それぞれに必要な道具をそろえ始めた頃

(ちょっと違うんじゃないの?!)


違和感をあらわにしている人がいました


それでも
それぞれのやり方で
目的地に着いて
全員で振り返ってみたとき

(どうしてそんなやり方なのか)
(どう考えてもおかしいのではないか)


そう怒っている人がいました


(目的地に無事着いたのだからそこは別にいいんじゃないかなぁ)


私はそう思ったのですが

それを言っている人
それを言われている人
それを見ている人

多分それぞれに
思うことはあったのだと思います


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それからしばらく時間が経って
そのときのことを思い出したとき

(もし……)


と思いました


私は実は
変なところにこだわりがあり

何かを達成するとき
目的地に到着することよりも
その過程に重きを置いているところがあるので

もし
そこをあれこれモノ申されたとしたら
心中穏やかではないし


(目的地に無事着いたのだからそこは別にいいんじゃないかなぁ)


かつて自分がそう思った
そのままを自分が言われたとしたら 
たとえ小さな事であっても腹が立つなと思いました


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自分がこだわっていることや
大切にしたいこと
譲れないことを

けなされたり否定されると
腹が立ちます


それは自分の「価値観」が
そこにあるからなのですが

自分にとって譲れないことであるなら
「怒る必要のあること」だと思います
(※だからといって即座に相手にキレるということではありません)


「これは怒る必要のあることだな」と線引きをしたなら
自分や周りにとって長期的に健康的な行動を選んでいきます


それは

「相手に口頭で説明すること」かもしれないし
「目に見える形で知らせること」かもしれないし
「自分の中で大切にもっておくこと」かもしれないし
「相手には特に何も働き掛けないこと」かもしれないし

人によって違うと思いますが
「後悔」に繋がらないことが大切です


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私はこのこだわりのおかげ(?)で

自分の知らなかった分野に気づけたり
そこでとりあえず着手してみたことが
思いがけず良い方向に進んだことがあって

とても充実感を感じたことがありました


(だからこのクセをやめられないんだよなぁ)

毎回
最短コースを選ばない言い訳をしてしまいます
(いつも上手くいくわけではないのだけど)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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