もうこんな風に歩いて行けるんだな
前を歩く子どもの背中を見ながら
そんなことを感じました
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今日は
4月から通うことになった高校の登校日
保護者の手続きが必要な項目もあったため
学校見学以来
一緒に行くことになったのですが
今日は
娘の後をついて行くことにしました
夏頃から今日まで
初めは私の後ろをついて歩いていた娘が
私と並んで歩くようになり
今は私の前を歩いていて
ただ順番が入れ替わっただけではあるのだけど
何だかとても不思議な気がしました
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車両の揺れ具合が
何とも心地よい眠りを誘い
あまりの気持ちよさに
ついついうたた寝してしまったのですが
降車駅を知らせるアナウンスの直前に
私の方をポンポンと叩き
降りるときには軽く背中を押してくれて
それまでは
私がそんな風にしていたのに
逆にそうされたものだから
急に娘が大人びた感じがしたのと同時に
自分が急に歳を取って
おばあちゃんになったような気さえしてしまいました
こんな風にして
どんどん大人になっていくのだなと
成長を嬉しく寂しく感じたのでした
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子どもは親の背中を見て育つ
なんて言いますが
私の感覚としては
何一つそんなことはなくて
背中どころか
手の内をさらけ出して
お腹を見せて（降参）
悪戦苦闘の子育てでした
あれこれ言うのは良くないと思っていても
ついつい先回りして世話を焼きたくなり
転んでもいないのに
そこは転びそうだからと
本人の成長にとっては必要な
転ぶ機会を奪ってしまっていたような気がします
第一子の長女に関しては特に
沢山の懺悔と反省と申し訳なさとがありますが
腐らずに
素直に育ってくれました
4月からは
また違った生活スタイルが始まりそうですが
娘とより良い関係を築きながら
私自身も成長していきたいと思っています
（ふぅ、口を出さない方がよっぽど大変）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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