お姉ちゃん
私にとっては
少し縁遠い存在だった気がします
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長女と次女が
同じ中学に通うことになって
お姉ちゃんっ子の次女は
それはそれは喜んでいました
心待ちにしていた入学式も
楽しみにしていた新学期も
コロナ禍の影響で
かなり後ろへずれ込んでしまい
結局
一緒に通えたのは
9か月ほどでした
そんな今日は
一緒に通える最後の日
登校前の慌ただしい朝の時間
多少面倒くさそうにする中
お願いだからと
スマホのカメラに収めた二人の
いつもと変わらない姿を見ながら
何だかしんみりしてしまいました
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私自身が長女で
夫も長男のため
お姉ちゃん
という存在が私には縁遠いのですが
「あー、お姉ちゃんが欲しかったなぁ」
よく考えると
大してそう思ってもいなかったのに
お友だちにつられて
そう口にしていたこともありました
実際には
年の近い妹がいますが
小さい頃
面倒を見たり可愛がったりという記憶は
ほとんどありません
どちらかというと
よく意地悪をしたり
口ゲンカをしていました
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大人になって
それぞれ家庭を持ち
今は遠く離れて住んでいますが
両親のこと
子どもたちのこと
健康のこと
何か相談したくなったとき
一番に頭に思い浮かべるのは妹の存在で
その度にちょこちょこと連絡をしています
大人になった今
妹が居てくれて
本当に良かったなと思うし
なるべく長く
お互い元気でいたいものだなと思います
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家の中では
金魚のフンのように
姉に引っ付いて
何をするにも
長女のそばに居たがる次女
傍から見ていると
一見鬱陶しがられそうな場面でも
長女は普通に優しく接しています
そういう意味では
長女の存在こそが
次女の安定剤になっていて
とても不安だった中学校生活も
何とか頑張ってこれたのだと思います
それらのことが
色々思い出されて
何だかしんみりしつつも
心がジーンとしたのでした
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卒業
入学
進級
色んなことが
あっという間にやってきますが
その時々の感情を
丁寧に扱っていきたいなと思っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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