なんだい!
ちょっとした追い打ちによって
心の狭さが露呈した瞬間でした
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食事の後のダイニングテーブル
あれやこれやとシンクに運んで
ゴム手袋をして
(今手荒れが酷いので)
洗っても洗っても終わらんなぁと
山盛りの洗い物と格闘していました
ちょうどテーブルの横に夫がいたので
私「これでテーブル拭いてくれる?」
夫「ん?おぉ」
台ふきんをテーブルに置いて
またシンクに戻りました
やっとこさ洗い終えて
やれやれとテーブルに戻ってくると
テーブルの上は先ほどと同じ状態
夫は
先ほどと全く同じ体勢でした
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(拭いてはおらぬのか!)
ムッとしながら
またゴム手袋をはめて
テーブルを拭き始めると
夫「すんません、やろうと思ってたけど」
私「……」
(ちょっとマズイな)
思わず
小言を言いそうになってしまったので
しばらくそこから離れることにし
パソコンに向かい
この文章を打っています(←今ココ)
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イラッとした瞬間
一番に頭に思い浮かんだのは
できないならそう言ってよ
今頼んだのに
でした
だけど
冷静になって考えてみると
どうやら「できない」のではなさそうだということ
私は「今すぐに」とはお願いしなかったということ
反射的に怒らずに済んで
良かったと思いました
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もうひとつあったのは
すんません
やろうと思ってたけど
に対して
思ってたけどやってないじゃないの
何?その他人行儀な言い方
でした
夫はどうかわかりませんが
私のクセとして
腹が立ったときにやってしまう「敬語」
(「もう結構です」とか言ってしまうのです)
自分自身にそれがあるから
相手は意図していなかったとしても
いざ自分にそれが向けられると
何だか突き放されたような寂しさを絡み取って
初動のイライラに追い打ちをかけて
自分の言い分を
もっともらしく正当化しようとしている
そんな状態であったことに気づきました
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冷静になって考えてみたら
怒る必要なんて全くありませんでした
(むしろムダなイライラに近い)
ただ
イラッとしたその瞬間というのは
怒りのエネルギーの強さが
それらを覆い尽くしていて
なかなか冷静な判断ができないものです
イラっとしたときはまず
衝動のコントロール
大切だとわかっていても
難しいときもあります
だからこそ
継続してトレーニングしていきたいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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