あのときの
お弁当みたいだなぁ
遠い昔のことを思い出しました
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先日
ご縁があって
参加させて頂いたイベントがあって
そこで
あるトラブルに見舞われました
主要な役割を担っていた方が
急遽参加できなくなり
それを
残りのメンバーでフォローすることになりました
(はて、どうしたものか)
何かしらのお役に立ちたいと思いつつ
私自身はその場に見合うだけの
ノウハウもスキルも持ち合わせておらず
そんな自分にガッカリしつつ
直接は関係ないけれど
もしものときに使うかもしれない
備品やその一覧を準備しました
(幸い「もしも」は起こらず「お守り」になりました)
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あれは数十年前のこと
小学校の遠足の予備日か何かで
お弁当が必要だった日があって
お弁当を忘れたクラスメートがいました
当時は
お弁当を持って来ていない生徒がいたら
担任の先生が職員室から
電話で注文したりしてくれていたのだと思うのだけど
(ちょっと記憶があいまいです)
「みんなのをちょっとずつわけりゃいいやん」
誰かのひと声から
「これどうぞ」という人は
それぞれのお弁当から1品ずつ分けてあげようということになり
出来上がった「シェアお弁当(?)」は
誰よりも豪華なものになりました
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今回のトラブルで
その場に居合わせた誰もが
何かできないかと動き始め
「あ、これならできる」
「じゃあ、あれやるわ」
「それなら、それをお願い」
みるみる間に不足分が補われて
原案よりもさらにプラスして
良いアイデアが加わったような気がして
ふいに
遠い昔の
お弁当のことを思い出したのでした
関わる人数や規模によっては
逆に混乱を招いたり
難しさが増してしまうこともありますが
一方で
関わる人が多ければ多いほど
そこで得られる協力や
得られる価値観があるものだなぁと
とても清々しい気持ちになりました
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先のお弁当で言えば
私の作業は
メインのご飯やおかずではなく
バラン(緑の葉っぱみたいなやつ)を
添えるくらいの小さなことでしたが
「もしも」のときの一覧があって助かった
そんな風に
気づいて下さる方もいて
それも嬉しい瞬間でした
トラブルに見舞われたとき
不安や心配から
マイナスな感情が膨れ上がりがちですが
そういうときだからこそ
感情を上手にコントロールしていきたいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)

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