「大丈夫?」と尋ねられたら
「大丈夫」と答えるのが
何となくお決まりになっているような
自分がいるのに気づきました
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日付が変わる頃
家事に追われた一日の終わり
眠い目を擦りながら
さらに花粉で鼻がムズムズしながら
洗濯カゴを抱えてベランダに向かっていたら
「大丈夫?」
布団の中から聞こえた
のん気な夫の言葉に
(「のん気な」は私の感じ方です)
「……だいじょうぶ」
ボソッと答えつつ
何だかモヤモヤした自分がいるのを感じました
声を掛けられる前の時点で
私にはすでにマイナスな状態が蓄積されていて
いわゆる「ゴキゲンななめ」モードだったのです
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普段なら
(気にかけてくれてありがたいなぁ)
そんな風に思えるときもあるのに
(注:いつもではない)
(大丈夫?えっ?)
(じゃあもし「大丈夫じゃない」と答えたらばどんな対応をしてくれるんだい)
口にこそ出さなかったけれど
すでに
やさぐれモードだった私は
八つ当たりにも近い
そんな乱暴な気持ちを抱いてしまっていました
もうひとつは
自分が
「大丈夫?」と尋ねるときというのは
大抵の場合
「大丈夫」という答えが返ってくるのを
予測しているのかもしれないな
とも思いました
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仮に
「大丈夫じゃない」
と答えたとして
じゃあどうして欲しいのかは
きっと相手には伝わらないだろうし
そうなると
安全で的確なリクエストが必要だなとも
感じました
昨夜の場合は
何よりの
自分がマイナスな状態を溜め込んでしまったことが
結果的に「後悔したイライラ」に繋がる要因であったので
自分の状態を把握しつつ
時間の使い方にも工夫してみようと
思っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)

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