それぞれの
フォーカスするところが違うと
優先順位も変わってくるんだなぁ
それに気づけなかった頃は
それこそがイライラのもとでした
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週末に
次男の保育園で行事があり
そのときに必要な持ち物を
登園前に話していました
そろそろ家を出るという時間になって
どこかへ行ってしまった次男
「もう出発するよー」
声を掛けても
洋服ダンスの前で
何やらやっていました
何をやっているのかと思ったら
さっき話題に出ていた
持ち物を引っ張り出していたのでした
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夕飯が終わったあと
次女がスマホを片手に座っていました
「片付けちゃうからテーブルを拭いてくれる？」
「はーい」
洗い物を済ませて戻ってみると次女は
さっきと全く同じ体制で
スマホを触っていました
催促しようかなぁと思いつつ
洗ったものを片していたら
ひと段落着いたのか
テーブルを拭いていました
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以前の私なら
次男に対して
「それは今じゃなくても大丈夫だから！」
次女に対して
「返事したのならそのときやってよ！」
怒りを含ませて
そんな風に言っていたと思います
以前と圧倒的に違うのは
（もしかしたら〇〇かもしれないな）
私自身に
そんな寄り道をする余裕ができたからだと思います
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次男は
直前に出てきた行事の持ち物にフォーカスしていて
家を出る時間を忘れて
洋服ダンスに向かったのかもしれません
次女は
スマホの何かに夢中
私のリクエストに返事はしたものの
キリの良いところで
テーブルを拭くつもりだったのかもしれません
私は私で
「早く」とか「今すぐ」とか「優先順位」と
そこに絡まる「べき」によって
自分の基準を押し付けたくなる場合があります
（そういうときイライラしてしまいます）
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だけど
子どもたちの成長段階やゴキゲンに寄り添ったり
（もしかしたら）という寄り道によって
お互いにストレスなくやり取りできたり
私自身もムダにイライラすることを減らせるような気がします
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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