ちょっと今手が離せない
その理由は
ひとそれぞれだったりします
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次男が
「今ボクたちが住んでるとこってどこかなぁ」
世界地図を持って来て
そう尋ねてきました
ちょうど私は
刃物を扱っていて
近くに居られると危なかったのと
キリの良いところまで
作業を終えたかったので
「ごめんね、今ちょっと手が離せないんだよ～」
隣の部屋を見ると
テレビの前で夫がゲームをしていたので
そちらに行くように促しました
すると
1分ほどして戻って来た息子は
「あのね、いま手がはなせないみたい」
そう言いました
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その瞬間
イラッとしてしまった自分がいました
ゲームをしているのだったら
次男の相手をするべき
ゲームだったら
手は離せるはず
そんな「べき」があったのだなぁ
それと同時に
私のそれが「手が離せない」と同じように
夫のそれも「手が離せない」なのだろうなぁ
刃物＞ゲーム
重要度は私の中でそうであるだけで
勝手に評価してしまっていたなぁと感じたのでした
さらにさらに
私の手が離せないことなんて
次男の好奇心や探求心を考えたら
簡単に横に置くことができることだったなぁ
ハタと気づいて
次男と一緒に日本地図を探しました
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「へぇーここかぁ」
「じゃあ、あっちでブロックしてくるね」
その時間はすぐに終わりましたが
きっとこんな時間はあと数年でおしまい
大切に扱っていきたいなと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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