相手は今どこにいるのか
自分は今どこにいるのか
どこに向かおうとしているのか
それぞれの立ち位置を確認することが
まずは必要な場合があります
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子どもたちに対して
「ちょっと聞いてるの?!」
と言うとき
返事がなかったり
あるいは
カラ返事だったりするのですが
大抵聞いていません(笑)
そこで腹が立ってしまうのは
こちらの言うことを聞くべき
まずは返事をするべき
こちらのそんな「べき」が裏切られたからなのですが
そもそも
テレビに夢中の子どもたちの背中に向かって
あれこれ小言を放り込むところからスタートしていることを考えると
そこから見直した方が良さそうです
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それはまるで
完全アウェイの所で
あれこれわめき散らしているようなもので
(私にとっては)
相手の耳が開いていないどころか
自分のエネルギーもムダに放出して
とても疲れてしまいます
そしてその疲れも蓄積されて
マイナスな状態を作り出してしまいます
(そうすると怒りのエネルギーが大きくなりやすい)
ここで言う
アウェイとかホームというのは
決して敵対しているという意味合いではなく
アウェイ←子どもたちが作り出している空間や場
ホーム←私と子どもたちが共有できる空間や場
決して自分のホームに引きずり出してきて
こちらの優位になるようにするということではなく
お互いにフラットに話が通る状態にしてから
こちらの言い分なりリクエストなりを伝えるのが
効率的で安全だなと感じたのでした
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それぞれの立ち位置から
共通の目的地を指さして
説明することもできますが
一旦同じ立ち位置から
その目的地を眺めてみて
それについて共通認識をはかる
私にとっては
少し欠けがちで
心掛けておいた方が良さそうなことです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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