どんな言葉をかけられたとしても

- Category - 怒りん坊日記



そんなこと言われたって


どんなに優しい言葉だったとしても
それをそのまま受け止めきれないことがあります


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自分が通ったことのある道で
かつての自分と同じような悩みを
口にしている人がいて


過ぎ去ってみれば
こんな風だったよ

時間が経ってみると
こんな風に感じられるようになったよ


決して押し付けるつもりはなく
「私は」という立ち位置で
言葉にしたつもりだったのですが


相手の方にしてみれば
それが逆に

「そんなこと言われても」という
気持ちになったようでした
(そう言われたわけではないけれど私の感じ方として)


それもそうだなと感じました

その人の生きているのは
今であって

その先の感覚というのは
その先にならないと感じられないものです


私の掛けた言葉は
ただの気休め程度だったなぁと
申し訳ない気持ちもしました


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立ち位置を変えてみれば
同じようなことがあります


自分が「今」抱えている問題があったとして
それを「今」何とかしたいのなら

「今」何ができるのか
解決に向けて
何らかの行動を起こしていく必要があるのです

同じような経験をされた
先輩の言葉として

時間が経つと
そんな風に感じられるようになるんだな

自分がそうなるとは限りませんが
胸に留めておくことはできそうだなと思います
(そのことで気持ちが前向きになることもあるから)


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子どもたちに対しては
ついつい

親心というよりは
先輩風を吹かせたくなるけれど


子どもたち自身が
感じて考えて決断する

その瞬間に
静かに寄り添っていたいなと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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