諦めによって

- Category - 怒りん坊日記



どうせ〇〇だから


不毛な諦めによって 
自分自身を苦しめてしまうことがあります


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自分が口を利くと
周りがイヤな思いをするんだったら
もういっそのことしゃべらない



そう言って口を利かなくなり
しばらく心を閉ざしてしまった
身近にいた大人の姿を目の当たりにして

すごく驚いたのと
少し怖い気がした

小学生の頃の自分のことが
ふいに思い出されました


それは
大人でもそんな風に思うんだという驚きと
もし本当にこのまま何もしゃべらなくなってしまったら
どうしようという怖れでした
(最終的にはそんなことにはならなかったのですが)


ちょっと腹の立つことがあって
イラッとしたのですが

ふいに昔の感情が思い起こされて
今の自分にも
まさに似たような感情が漂っていそう

そんな風に感じたのでした


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どうせわかってくれないのだから


そんな風にイラッとしたのですが
本当はどうして欲しいのかというと


たとえわかってもらえなかったとしても
せめて話を聞いて欲しい

同意できなかったとしても
せめて相づちくらいは打って欲しい



自分の中で「せめてこうであれば」という
境界線が見えているのに

それを伝えることなく
「もういい」と拗ねていたようです(汗)


もうしゃべらない(あえて関わらない)

これもひとつの選択ではあると思います

ただ私にとっては
大切な相手ゆえの「せめて」であるので
そこをわかってもらうためのアクションが必要です


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こうしてもらえないかな

リクエストすることは
勝ち負けでも何でもなく
自分の思いを伝えることなのに


へりくだったら負け

そんな思い込みが強い私には
ある意味ハードルでもありました


伝えることで
少しでも相手との関係が良くなるのなら
私にとっては必要なことです


そんな風に感じられるようになるまで
とても時間がかかったような気がするけれど

「もういい」

とそっぽを向く一択にならずに済んで
良かったと思います


大切な人との関係であればあるほど
摩擦やもどかしさがあったり
心がざわつくことがあるけれど

だからこそより良くいられるために
アンガーマネジメントを活用していきたいです




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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