どうして?
といいたくなるとき
本当にその理由を知りたいわけではないのが
実のところです
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「どうして〇〇しないの?」
「どうして△△やってないの?」
そう言いたくなるとき
私の中には
やるせなさ
落胆
寂しさ
もどかしさ
ネガティブな感情が溢れていて
それがどんどん膨らんで破裂しそうになると
怒りとして相手に対して攻撃的になってしまうことがあります
(主に子どもたちに対して)
では一体
自分の何がそうさせるのかというと
□□であるべき
◇◇をするべき
そんな自分の「べき」が裏切られて
思い通りにならないことによって
怒りの感情が生まれています
こんなときこそ
アンガーマネジメントの出番です
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自分の「べき」が
裏切られたとして
それが本当に許容できないことなのか
自分にとってどれくらい重要なことなのか
怒って後悔するのなら怒らない方がいいし
怒らないで後悔するのなら怒った方がいい
そんな視点に立って
怒る必要のあることとないことを
線引きしていきます
怒る必要があると仕分けたあとは
(怒る必要のないことはそこで終わり)
それが
コントロール可能なのか不可能なのか
さらに線引きしていくのですが
「どうして?」と
相手に詰め寄ることは
私にとってはアンガーマネジメント失敗の行動です
「どうして〇〇しないのか?」
「どうして△△やっていないのか?」
それは
相手を責めるためのうたい文句に過ぎず
その理由を知りたいわけではないのです
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もしかしたら▽▽だったのかも
落ち着いて考えてみたとき
そんな「もしかしたら」を
頭によぎらせることができれば
「どうして」ではない
声掛けができそうです
どうしても譲れないことであれば
いつならそれがやってもらえそうか
どうすればそれができそうか
お互いの事情や状況を
同じテーブルに並べて
すり合わせていけばいいのだと思います
伝わらなければ伝わる言い方で
伝わらなければ伝わるまで何度でも
洗濯物を出さないこと
提出物を出さないこと
プリントを出さないこと
それによって
私自身は何が困るのかを
あらためて考えつつ
自分のアンガーマネジメント力と
忍耐力が鍛えられるなぁと感じる
今日この頃です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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