昔から平均台が苦手でしたが
(もうそんな機会もないけれど)
自分なりに分析してみると
色んな意味で
バランスを取るのが下手なのだと思います
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私の怒りのタイプとして
こだわりや思い込みが強かったり
白黒つけたがるところがあります
中でも
白黒つけたがるというのは
昔はものすごく強かったように思います
好きなら好き
嫌いなら嫌い
良いか悪いか
正解か不正解か
0か100か
曖昧な態度を取ることは
自分の正義に反しているとさえ
思っていたところがありました
だけど
社会に出てみると
どちらか一方だけが存在する
ということはほとんどなく
どちらも取り入れながら
いかにして自分の納得できる
グレーに色合わせしていくか
その難しさを突き付けられて
とても苦しかったのを覚えています
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今も白黒つけたがる傾向はありますが
それもある意味
自分を形成しているパーツのひとつとして
頭の片隅に置くようにしています
もちろん
白黒つけることが良くないということではありませんが
何でもかんでもそうすることによって
怒る必要のないことまでも
いちいち腹を立ててしまっていたり
それによって後悔に飲み込まれていたので
私にとっては
その部分は少し緩めた方が
自分が楽になるなという認識です
現に
自分にとっての
心地よいグレーを見つけられたとき
自分なりに折り合いをつけられたときには
怒りで後悔することもないし
自分や周りにとって
心身ともに健康でいられる選択ができたなという
実感があります
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ただ
いつもいつも上手くいくわけではなく
こちらを立てればあちらが立たず
そのバランスの微妙なラインに
頭を悩ませることも多々ありますが
まるで平均台に立っているような感覚です
バランスを取りながら前に進むのか
はたまた後ろに下がるのか
バランスの軸は自分で取るしかないのですが
そのときそのときの感覚を研ぎ澄まし
自分の怒りの感情と上手に付き合っていきたいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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