引き受けたんだったらやるべきでしょうがー!
頼んどいてタラタラ文句いってんじゃねぇー!
頼まれた(としたらの)自分と
頼んだ(としたらの)自分がいたら
そんなせめぎ合いが勃発しそうです
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「○○をやっておいてくれる?」
家族に頼みごとをすることがあります
それは例えば
家族自身ことではなくて
私がやることなのだけど
時間的に難しかったりする場合
お願いしたことを
やってくれている形跡はあるけれど
それが自分の思った通りに運んでいないときに
イラッとしてしまうことがありました
強烈に覚えているのは
長女がうんと小さい頃
着替えと送迎を夫に頼み
私はひと足先に家を出て
仕事場から待ち合わせの場所に行くと
夫と
何とも奇抜な格好の娘がそこに居ました
当時の私にとっては
ありえない洋服の組み合わせだったことに愕然として
「どうしてこの服?」
怒りがフツフツと湧いてきてしまいました
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今振り返ると
こうするべき
こうやっているに違いない
そんな期待が見事に裏切られたため
「ありがとう」をそっちのけにして
タラタラ文句を言ってしまっていたのです
冷静になってみると
慣れない娘の着替えを
一生懸命やってくれている
新米パパの夫の様子が目に浮かんで
(どうしてあんな風に言っちゃったかなぁ)
申し訳なさと後悔が押し寄せてきました
※怒りで後悔してしまったので
この場合はアンガーマネジメント失敗です
そのときの夫は
何も言いませんでしたが
もし逆の立場であったなら
「頼んでおいてその態度はないんじゃない?」
「じゃあ自分でやれば?」
逆ギレしてしまいそうです(汗)
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自分でできないことを頼むこともあるし
自分でできることを頼むこともあります
もし「こうして欲しい」を
具体的に頼むことができていたら
お互いにイヤな思いをせずに済んだのかもしれないと思います
当時の私は
リクエストが本当に下手だったのだなぁと振り返っています
さらに
身近な対象
特に家族に対しては
期待や甘えがあるので
言葉足らずだったり
高望みしてしまうことが
ありがちかもしれません
それからもうひとつ
何かをお願いして引き受けてもらえたのなら
一旦任せたのなら
最後まで口出しをしないことも
私には必要なことだなぁと感じています
(感謝の言葉も忘れずに)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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