優先順位

このタイミングかいな！

でも
それは
「私にとって」でした

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少し時間の余裕があった午後
いつもより長めにゴロゴロして

さぁこれから取り掛かるか！

机に向かおうとしていたそのとき

娘から
学校からのお便りや
とってもかわいらしい点数の
テストの束が差し出されました

ちょっとー！このタイミングですか！

そのまま受け取って終わりにはできないような
お便りやテストの内容だったので

少し深呼吸をしてからテーブルに着きました

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この深呼吸の瞬間には
何があったのかというと

（これから予定があったのに！ちっくしょう）

自分の予定が狂わされてしまうような感覚に溺れそうな自分と

（これは自分の都合でこのあとどうするかは自分で決められる）

妙に冷静であった自分と

（まぁまぁ、優先順位を付けてみようじゃあ～りませんか）

（あんた誰？）とツッコミたくなるような自分が混在していて

まずお茶をいれて
そこから娘と向かい合いました

自分の予定は
少し急ぎではありましたが
夜に回しても何とかなりそうだったのと

このまま突入しても
ただモヤモヤしてしまうかもしれないな

そんな気配を感じたので

今回は
娘との時間を優先させることにしました

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テストの点数について
どうこうと言うよりは

その結果に対して
本人がどう感じているのか
何か困っているようならそこをクリアにしておきたい

そして
今このタイミングでそれを必要としているのではないかな
その温度を上げないまでもせめて保っている
この機をを逃したくないな

それが
優先順位を付けた理由でした

結局
テストのお直しに付き合うことになったのですが

そうだった
彼女は
自分一人でもできることであっても
横で見守っている気配を感じていたいタイプだったなぁ

自分のやり方にこだわりがあるけれど
本当は凄く不安も大きくて
だからこそ安心できるスペースが必要な人だったなぁ

ここ最近
そんな寄り添い方を忘れていたことを
反省したのでした

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子どもたちは
平日に気が張り詰めている分
土日には疲れが出やすかったり
心が乱れていたり（小競り合い勃発）
大変なこともあります

ですが
目に見えているそれだけではなく

どういった不安を抱えやすいのか
少し気持ちがほぐれたり
穏やかな状態を取り戻す方法に
目を向けるようになってから

娘に寄り添っている私自身も
楽になってきた気がします

娘に対してだけではなく
それは同時に自分に対しても

ささくれ立った気持ちを
落ち着けるための行動を探したり
リラックスメニューを試したり

いざというときに
今回のように
自分なりに優先順位を付けられたり

今やっと
自分の作業に取り掛かっていますが
自分で自分の行動を決められたことで

結果的に自分の時間が後回しにはなりましたが
とても穏やかな状態でいます