うむむ
正直モヤッとしたのですが
これはあくまでも
私の感じ方なのだなと思います
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息子を小児科に連れて行ったあと
調剤薬局で
お薬の順番を待っていました
かれこれ待っていたのですが
隣のパン屋さんから
大きな泣き声が聞こえてきて
しばらくすると
お店の中から
ベビーカーに乗った女の子と
お母さんが出て来ました
子「うわぁーん!(泣)」
母「ピッピッてやりたかったの?」
子「うわぁーん!(泣)」
母「ごめんね、ママやっちゃったのよ」
どうやらレジでの支払いで
カードを読み込ませるのをやりたかったお子さんと
それに気づかず自分でやってしまったお母さんの
会話のようでした
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盗み聞きするつもりはなかったのですが
周りのお店はどこも閉まっていて
2人の声だけが響き渡っていました
(結果的に盗み聞きしている私)
子「うわぁーん!(泣)」
母「わかったわかった、じゃあ、もう一回パン買いにいこ?」
子「……」
母「はいはい、何買おうかなぁ?」
お子さんが泣き止んだ一瞬のすきに
再びベビーカーでお店に戻った親子でしたが
数分後…
子「うわぁーん!(泣)」
母「上手に買えたね、良かったね~」
再びギャン泣きするお子さんを乗せて
その場を後にしていきました
息子と二人でその後姿を眺めつつ
私は勝手にモヤモヤしていました
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このモヤモヤの正体は何かというと
私だったらどうしていただろうか
というザックリしたものでした
自分の思ったようにことが運ばないとき
悲しい
もどかしい
悔しい
やるせない
沢山のマイナスな感情が漂っていることがあります
さらに夕方の時間帯
疲れた
眠い
空腹だ
そんなマイナスな状態であるかもしれません
決して
先ほどのお母さんのやり方に
あれこれ言いたかったわけではなく
(そもそも一部始終を知っているわけではないので)
お子さんだけでなく
お母さんにも
マイナスな感情や
マイナスな状態があったのかもしれないな
ということをただただ感じていました
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「赤ちゃん泣いてたけど、パン買ってたね」
「お母さんと一緒にお家に帰るんだね」
盗み聞きして
あれこれ妄想していた私をよそに
目にした光景をそのまま
それとして受け止めている息子
(そっか、なるほどなぁ)
それぞれの感じ方を胸に
無事にお薬をもらって
家路に着きました
(早く良くなりますように)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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