力任せは良くないな
ジンジンしてきた人差し指を観察しながら
そんなことを感じました
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自転車の空気入れが
とってもくたびれていたので
新調することにしました
本体のチューブから繋がっている
タイヤへの差し込むところの部品が
梱包材で（通称プチプチ）
何重にも巻き付けられていました
他の部分の梱包を取るのと同じように
グーッと引っ張ってみたのですが
取れるどころか
イカリングのように輪っかになってしまい
引っ張った指が痛くなってしまいました
それ以上引っ張っても
無理だなとあきらめ
紐みたいになったビニールの輪っかを
解いていくと
セロテープでグルグルに留めてあって
それを丁寧に外していくと
あっという間に取れました
（見るも無残なプチプチくんたち）
落ち着いて解いていけば
何のダメージもなかったのに
ついつい
力任せに引っ張っちゃったなぁ
と思いました
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これって
自分が怒りに振り回されているときの状況に
よく似ています
あとで考えると
怒るほどのことではなかったなぁ
あんないい方しなくてもよかったなぁ
と感じることがあります
あるいは
自分自身が
何に対して
どういう「べき」を持っていたから
イラッとしたのか
それに気づくことで
怒る必要のあることと
怒る必要のないことを
線引きしやすくなってきます
ところが
反射的に怒ってしまうと
「怒り」の感情が持つ強いエネルギーに
振り回されてしまうことにもなりかねないので
怒りで後悔してしまうことが多いのです
自分の感情を
冷静に紐解いていくことで
心が毛羽立つことを少しは防げるので
ムダにイライラしなくて済むようになると思います
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苦労して梱包を解いた空気入れは
すこぶる好調で
いくらでも空気を入れられそうです
早く出番が来ないかなぁと
今から楽しみです
（こういうときに限って空気満タン）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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