あばれている君

- Category - 怒りん坊日記



「〇×△◇~!」


ヘソを曲げた長男が
何やら暴れている
登校前の風景です


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「今日は体育の授業があるんだけど
 足が痛かったら見学しようと思う」



息子からそんな風に言われたので

連絡帳の保護者欄に
一筆書くことにしました


今日の日付の所を見てみると

〇体育はない
〇国・算・総合の3教科のみ
(まだ給食は始まらず涙)
〇「宿題はない」と言っていたのに
 音読の宿題が出されている

おかしいなと思いました


チラリと見えたランドセルには
筆箱と算数のノートと下敷きのみ
(あと無理やりねじ込まれた水筒)

おかしいなと思いました


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おかしいなと思ったことを
ひとつづつ聞いていくと

みるみる機嫌が悪くなって
わめきだしました
(THE・ゴキゲンななめ君)


どうやら

〇教科書を学校に忘れてきたらしい
〇そのせいで宿題ができなかったらしい
〇体育があるというのは勘違いだったのかも


何とかそこまでは
把握できました


教科書を忘れてきたこと
宿題ができていないこと
時間割を勘違いしていたこと

私としては
何一つ責めてはいないし
責めるつもりもないのだけど

事実を確認していく作業が
息子にとっては
責め立てられているように感じたのかもしれません


通りがけに
夫がつぶやいた

「『忘れちゃった』って言ったらいいやん」

その一言にトドメを刺されたようで

隣の部屋に行き
ジタバタしながら
吠え始めたのでした
(THE・あばれている君)


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息子の荒れた様子を見るのは
気分の良いものではありませんが

彼を怒らせないように
あえてそこに触れないようにしたり
優しく機嫌を取ったりするのは
私の中では「NO」でした


こちらは
宿題を確認したり(音読の印)
担任の先生に見学の件をお伝えする責任があり

そこに必要な情報を確認しておくのは
私にとってはやっておく「べき」ことでした


もちろん
こういう言い方をされるとイヤだなという
息子が持っている感覚というのは
ある程度わかっているので
そこは気をつけていますが

それを差し引いたとしても
息子とのやり取りの中で
「ここは譲れないよ」
という思いがありました

※具体的には「今日はどうなのか」を
 説明すること



結局
体育はないということが判明したので
途中まで書きかけていた内容を少し修正して

「2学期の体育の時間は、本人が痛がるようでしたら、当面の間」

というニュアンスにしました


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「〇×△◇~!」


狭い家なので
隣の部屋からダダ漏れの
あばれている君ですが

何かを壊したりではなく
声を出すことで
自分の気持ちを落ち着けているのだと思います


わかっていても上手く言葉にできない
もどかしい気持ち


私自身も沢山沢山感じていた
子どもの頃の思いが

今まさに息子の中に
渦巻いているのだと思います
(とりあえず今回のあばれている君は見守る)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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