ふわーっ!危なかった!
思わず
胸を撫で下ろしたことがありました
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子どもたちと出掛けた帰り道
公園横の通りは
坂道と階段の両方があって
その境目にフェンスがあるのですが
小さい子どもが2人よじ登っていて
その子たちより少し大きい子が
さらに小さい子を
フェンスに登らせようとしていました
「あぶないよーっ!」
思わず大きな声が出ました
少し大きい子が気づいて
登らせようとしていた子を抱き下ろしたのですが
あとの2人は
フェンスの真ん中くらいまで歩いて来ていました
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坂道側からは
高さが3m近くあり
到底届きそうにありませんでした
我が子たちを階段の入り口で待たせて
「絶対手を離しちゃだめだよ~」
登っている子を驚かさないように
静かに声を掛けながら階段を上り
ゆっくり近づきました
階段側からでも高さ1.5mくらいのフェンス
1人ずつゆっくり跨がせて
抱きかかえて下ろしました
私「ここの柵は絶対に登らないで」
「もう絶対にダメだよ」
子1「絶対落ちないもーん」
子2「にげろ~」
たまたま
そこを通りかかっていた大人が私だけだったのですが
すたこらさっさと逃げていく子どもたちの背中を見て
ようやく我に返り
足が震えました
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見ず知らずの子どもに
大きな声で呼びかけたり
「絶対」とか「ダメ」とか
頭ごなしに言ったり
よっぽどのことがない限り
したことありませんが
今日のそれは
「よっぽどのこと」でした
そして
そんな場面においては
「躊躇する」とか
「ウザがられたらどうしよう」とかは
どこかに吹き飛んでいて
「どう思われようとも」
「お構いなし」が
自分を牛耳っている
そんな自分もいたのだと
少しホッとしました
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「きっと夢中になっちゃったんだね~」
我が子たちも
わからなくはないなぁといった様子でしたが
どんな理由があろうとも
フェンスに登ってはいけません
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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