正確には
「怒らない人」
ではなく
穏やかに見える人
です
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いつも穏やかに暮らしている人が
「久しぶりにキタ」
ボソッとつぶやいたのを聞いて
ゾワッとしました
(誰のことかというと夫の話)
引っ越しに伴い
解約したもの
新たに契約し直したもの
沢山の手続きがありました
手続き諸々において
デジタル関係は夫の担当(ネットで手続き)
アナログ関係は私の担当(入金や郵送)
なのですが
数か月前に解約したはずの所から
振込用紙が
せっせと届き続けていました
手続きをしてから
しばらくは時差があるものなので
あまり気にせず支払い続けていたのですが
さすがにこれは
オカシイだろうということになって
夫が問い合わせてくれました
その結果
途中で委託先が変わっていたらしく
解約手続きができていないようでした
(そのあたりも今はグレー)
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私自身は
こういうことが結構多いのです
(本当はあっては欲しくないことだけど)
例えば
電化製品の不良品に当たる
注文したお花が指定した日に届かない
予約が間違えて取られている
…などがよくあります
夫から一連の話を聞いたとき
(またか…)
と思いました
もう
いちいち立腹していられないというか
それにこだわっていても仕方ないので
以前よりはずいぶん早い段階で
じゃあどうしようかと
気持ちを切り替えられるようになってきました
ところが
これまでほとんど怒りをアピールしない夫が
「久しぶりにキタ」
と言い出したので
ビックリしたのでした
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夫は
私から見ると
「ほとんど怒らない人」です
今回のことだって
(これくらいのことなら怒らないだろうな)
と予想していたのでかなり意外でした
怒りの温度を聞いてみると
(10点満点中何点か)
「7~8点くらいかな」
と言っていたので
かなり強い怒りだったようです
というのは
夫は普段から
根拠や情報をとても重視するタイプなので
その記載にわかりにくさがあったり
虚偽があると
怒りが大きいのかもしれません
(と勝手に分析)
かといって
怒りまくって暴れる
とかではなくて
冷静に問合せのメールを送っていました
(↑アンガーマネジメントできている人)
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どんな人にも
怒りの感情はあります
ただ
その扱い方が違うから
周りからの見え方も違ってくるのだと思います
「怒らない人」は
「穏やかそう」とか良いイメージですが
もしそれが
「怒らない」のではなく
「怒れない」のだったとしたら
ガマンして抱え込んでしまったり
それがいつか爆発してしまったり
自分を傷付けることにつながってしまいます
久しぶりに
夫の冷静な怒り方を目の当たりにして
上手な怒り方って大切だなと思いました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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