何とかなるか
気づいてはいたけれど
立ち戻りませんでした
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小学校の行事説明会で
提出が必要な書類がありました
家を出て2,3分の所で
用紙を1枚
入れ忘れていたことに気づきました
(うーん、どうしようかな)
実は携帯を忘れ
一旦自宅に取りに戻ったあとのことでした
今にも雨が降りそうだったし
5分前には到着しておきたかったこともあり
(何とかなるか)
新しい用紙がもらえるかもしれないという
期待を抱きつつ
そのまま小学校に向かいました
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説明会は
イス同士の間隔をしっかり取り
時間も要点のみを伝える
コンパクトなものにされており
あとは
書類を提出して帰るだけでした
「忘れた方は、取りに戻って下さいね」
(ガーン……仕方ないか)
何とかなるか
それは私の勝手な願望でした
事前に配布された案内文には
当日の持ち物が
しっかり記載されていたし
「忘れ物をしたら取りに帰る」
当たり前のことではあるのに
ついつい
取りに戻る面倒くささから
忘れても何とかなるかもと
期待してしまった
そんな浅はかな自分にイライラする思いも
正直ありました
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一度は気づいて
取りに戻るチャンスはあったのに
あえてそれをしなかったのは
自分で決めたことでした
もし仮に
「取りに戻らなくても平気だよ」なんて
誰かに言われていたとしたら
(あんたに言われたから戻らなかったのに!)
憎まれ口を叩きたくなってしまいますが
たとえ誰かに何か言われていたとしても
最終的に決めたのは
自分であることに変わりはないのです
(だけどついつい「なにか」のせいにしたくなってしまう)
仕方ないなと
自宅に取りに戻り
再び小学校へ行くと
会場の片づけをしながら
担当の方が待っていて下さいました
やはり
忘れものは
しないに限ります
(それが毎回難しいのだけれど)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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