「よかったね」
自分の思い込みに縛られなかったおかげで
今までとは違った対応ができました
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「あれっ?ない!どこやったの?」
夜になって
長女が慌て始めました
(はいはい、またですね)
宿題や大切なプリントの入ったファイルが
なくなったと言っては
毎回大騒ぎなのです
「大事なものは片付けなよ」
「あとで探さなくていいようにね」
この日も
そう言っていたのに
忘れた頃にそんなことになりました
(あんなに言っておいたのに)
(だから言ったじゃないの!)
いつもなら言ってしまっている
そんなセリフを言う前に
そこからしばらく離れました
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物がなくなる
さっきまであったものが見つからない
というのは
私がイライラしやすいシチュエーションです
たとえ自分の物ではなくても
家の中でそういうことが起こると
とてもモヤモヤします
絶対本人の所にあるはず
今までこの思い込みのせいで
本人を責めたり
たとえ違う所から出てきたとしても
「ちゃんとしまっておかないからでしょ!」
タラタラと文句を言ってしまうこともありました
だけどこの日は
自分自身のイライラの気配を感じて
一旦そこから離れ
思い込みを横に置いてみたことで
もしかしたら私や誰かの所に入っているかもしれない
この家のどこかにはあることは確実
とりあえず探そう
そう切り替えることができ
皆で探し始めました
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プリンターの周りや本棚の間
ゴミ箱をひっくり返して探しましたが
結局
長女の荷物の中から出てきました
「あー!よかったねぇ」
心からそう思えたし
全くイライラもしませんでした
大事なものは出しっぱなしにしない
一時置きのスペースを決めておこう
ということはその後皆で確認したのですが
また同じようなことがあったら
同じように探してみようと思います
(思い込みは横に置いといて)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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