好きなのに理由なんてない!
昔観たドラマを思い出しました
(タイトルは忘れちゃった)
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確かに
好きに
理由なんていらないかもしれません
もしかしたら
キライにも
理由なんていらないのかもしれません
だけど
誰かに聞かれたら
それを説明するために
「理由」を考えて言葉にします
ただ
「好き」の場合はそうでもないけれど
「キライ」をやみくもに募らせると
モヤモヤしたり
イライラが大きくなる可能性はあります
(私の場合は、です)
ということは
自分がどうしてそう感じるのか
何を見てそう感じるのか
どこに対してそう感じるのか
細かく知っておいた方が良い気がします
(私の場合は、です)
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私は
好き嫌いは割とハッキリしている方なのですが
以前の傾向として
好きなものは全て好きでなくてはいけない
キライなものは全てキライでなくてはいけない
そんな思い込みがありました
たとえば
あの人はキライ
そう思うと
その人を
徹底的に嫌う理由を探し始めるのです
(「やっぱりね」という材料を見つけ始めるので
目が離せなくなり、余計にイライラする)
そうなると
相手を
「キライフィルター」でしか見られなくなったり
必要な場面で
適切なコミュニケーションがとれなくなったり
私にとっては
心身ともに健康な状態ではありませんでした
アンガーマネジメントに出会って
自分の中の境界線を意識するようになってから
「ここは踏み込まれたらイヤだな」
「せめてここまでなら許容できるな」
少しずつ明確になってきました
それによって
怒る必要のあることと
怒る必要のないことの線引きができるようになり
むやみに相手を嫌うのではなく
適切なリクエストの仕方を考えられるようになりました
(その他にも行動の選択肢はあります)
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「よくわからないけど好きだなぁ」
ありがたいことに
私の周りには
好きな人が沢山います
よくわからないけど
一見フワフワしていますが
紛れもない自分の感覚です
(そこに理由を見つけるなんて野暮な気がする)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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