うわー!
ありがたいなぁ
ひっそりと
そんな気持ちを
噛み締めていました
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駅の近くの100均にて
携帯トイレを探していました
パッケージにはたしかに
「携帯トイレ」と書かれているのだけど
実際にトイレに使うのではなく
パックのジュースを残したり
ウェットティッシュを大量に使ったとき
ゴミ箱代わりにするために持ち歩いたりします
袋の口をしっかり閉じることができるし
中身が漏れないので
子連れの場合には特に重宝しています
グルグルと店内を回ってみましたが
自分では見つけられそうにないので
店員さんに尋ねてみると
案内して下さいました
が、しかしそれは
トイレにかぶせて使う
災害時に役立つタイプのモノでした
いつも行っているお店にはあったのだけど
ココはなかったか…
今日は諦めて別の方法で対処しよう
そう思ってみたものの
しっかりしたビニール類は持ち合わせていなかったので
いざというときのために
災害時用タイプのモノを買うことにしました
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レジに並ぶと
先ほど案内して下さった店員さんが
「あの、こちらのタイプもありますよ」
私が探していたモノを
準備して下さっていました
「あ、こちらを頂きます、ありがとうございます」
私の様子を見て
わざわざ奥から持ってきて下さったのだなぁと
ありがたい気持ちでホクホクしました
結局出先では
購入した袋を使わずに済んで
お守り代わりになりました
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その日の帰りの電車
グリーン席はほぼ満席で
私と次男が一緒に座れる
並びの席は空いていませんでした
たまたま通路側の席が一つ空いたので
息子を座らせて
私はその横に立っていました
息子「一緒に座れたらよかったね」
私「ん?そうだね、でも大丈夫」
すると
通路の反対側に座っていた
若いお姉さんが
「前の席に移動しましょうか?」
そんな風に声を掛けて下さいました
足元に沢山荷物を置かれていたし
降車駅までもう少しだったので
お礼を言って
お気持ちだけ頂いたのですが
イヤホンをして
ずっとスマホを見ていたお姉さんが
こちらの様子を見ていて
お気遣い下さったんだなぁと
ありがたい気持ちでホッコリしました
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普段行き慣れない場所
人の多い場所などでは
若干の緊張感とともに
警戒心も働きます
(私の場合)
周りに迷惑をかけてはいけない
子連れなのだから特に注意するべき
親切にされることなんて期待しないどころか
手荷物が多いだけで迷惑を掛けている気持ちがしたり
子どもを連れているだけで申し訳ない気がしたり
公共の場では特に気を遣います
(私の場合)
そんな中で
見知らぬ人からの温かい気持ちや心遣いにふれて
世の中捨てたもんじゃないな
そんな風にも感じました
もちろん
思いがけずイラッとしてしまうこともありますが
慣れない場所に行くからと肩に力を入れすぎるのではなく
いつも通りにリラックスしていられることで
多少なりともフラットな心持ちでいられるのかもしれないなと思います
「二人っきりのおでかけ、たのしかったねぇ」
「またいっしょに行ってあげるからね」
温かいお風呂につかりながら
息子にはそう言ってもらえて
肩と頭のコリは帳消しになりました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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