気配斬り

- Category - 怒りん坊日記



ぬわーっ!どぉーっ!


娘の話を聞いていたら
自分の立ちまわる様子が想像できてしまいました


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果たしてそれが
正しいやり方なのかはわからないのですが

「気配斬り」というゲームがあるそうです

1対1でお互いに目隠しして
相手の気配を感じて
手に持ったタオルで相手を斬るというもの
(もちろん対等な力関係で安全な状態であるという条件下でのゲームだと思いますが)



娘がそれをやったときに

ものすごく勘が働き
気配を感じて
「仕留めた!」と確信して斬ったら
笑いをこらえるギャラリーを斬りまくっていたとのこと

THE・割と天然


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おぉ!面白そうだね!

笑いながらその話を聞いていたのですが
ふいに
自分がイライラ怒りまくっているときの様子に
重なって見えたのです(ギクッ)


人が怒るとき
というのは

自分自身の「べき」が裏切られたとき
(例えば「約束を破ったらあやまる『べき』」とか)

自分の大切にしているものを守るために怒りがわきます



アンガーマネジメントに取り組んでいる今でこそ

自分にとって
怒る必要のあることとないことの線引きが
できるようになってきましたが

以前は何でもかんでも全てに対して怒りまくっていました


それはまるで
目隠しをしたままやみくもにタオルを振り回し
なりふり構わず斬りまくる人のよう

何をやってもどこにいても
自分が攻撃されているように感じて
怖くて仕方なかったのです


怒りと上手に付き合えている状態というのは

自分の許容範囲を越えたとき

「これは許容できないな」
「ここは踏み込まれたくないな」


そこで初めて怒るという行動に移せているとき
(相手に安全に伝える)


決して怒らないことが
怒りと上手に付き合えている
ということではないのです


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子どもたちを見ていると

それぞれが
それぞれの怒りを感じている瞬間
それと向き合っている瞬間

上手く付き合えているとき
上手く付き合えなかったとき

色々あります


それを傍で見守りながら
私自身も日々取り組んでいきたいです




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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