今日は
母の誕生日でした
(↓一年前のブログより)
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もし私に涙スイッチがあるとしたら
そのスイッチには「おかあさん」と書かれています
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5年ほど前転勤族の仲間入りをし実家のそばを離れての生活になってから
「ちょうどトマトができたから」
「少しサツマイモ掘ったから」
「柿をもらったから」
母は毎月のように何だかんだと荷物を送ってくれます
段ボールを開けると
新聞紙に一個一個くるんであるサツマイモ
その隙間に詰めてある大学イモのタレと作り方の手書きメモ
「物珍しいだろうから」と送ってくれたザクロには
食べ方が書かれた手書きメモ
こちらにも売っているのにわざわざ買ってる値札のついた果物
箱の隙間に詰め込まれた駄菓子
毎回涙スイッチが作動してしまいます
「荷物ありがとう」
と電話をすると
母は開口一番
「どういたしまして」ではなく
「たいしたものが入れられなくて」と心配しています
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遠く離れているので年に一度会えれば良い方で
電話で声を聞くだけですが
ちょっと落ち込んでいる時に限って
「色々あると思うけど、頑張らんでいいんよ」
色々あることなんて何にも言ってないのに
いつもいつも全部お見通しな気がして
声を聞いてるだけで鼻の奧がツンとしてくるのです
(電話を切ったあと、号泣してしまいます)
これまでどれだけの心配をかけたかと思うと
申し訳なくて泣けてくるし
私を含め子どもたちにも
どれだけの愛情をくれているのかと思うと
ありがたくて泣けてきます
そんな母のようになるのは難しいけれど
母を喜ばせられることのひとつは
私や子どもたちが元気でいることかなと
うぬぼれつつ遠慮なく甘えさせてもらっています
私が歳を取っている分だけ
母も年老いているわけですが
何はともあれ少しでも長く元気でいて欲しいです
(あ、もちろん父にも)
今日はそんな母の誕生日
おかあさん、おめでとう
(↑ココまで)
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偶然にも
今日また
母から荷物が届きました
箱にギッシリ詰め込まれた柿
ジップロックに小分けして
あんこ入りと何も入っていないのが
何袋もあるお餅(100個弱!)
(こうやってお食べね)と言わんばかりに
同封されているきな粉
その隙間には
こちらにも売っている
子どもが喜ぶスナック菓子がたくさん
(もうっ!自分の誕生日なのに!涙)
荷造りしている
母の姿を想像するだけで
涙が出てしまいました
小さい頃からイライラ怪獣だった私に
沢山の愛情を注いでくれて
(そのときは気づかなかったけれど)
それは今もなお続いています
そして
歳を重ねるごとに
母の顔が
大好きな祖母の顔に似てくるのも
何だか泣けてきます
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小さい頃は
楽しみで仕方なかった自分の誕生日ですが
今は
自分の誕生日よりも
家族や大切な方の誕生日が嬉しいです
というわけで(?)
12月3日生まれの方
お誕生日おめでとうございます
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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