もしかして私
ちょっと憧れてる？
自分が忌み嫌っていたものの中に
羨ましさがチラッと見えた気がしました
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私が傷つくパターンの中に
「ふと言われたひと言」
というのがあります
例えば
先日決まった雑用係
決まった数分後に
私のところにやってきた
ただの顔見知りの人
「イヤじゃないの？ことわりゃいいのに！」
（イラッ…放っておいてよ）
※うすら笑いでやり過ごす
薬局のレジで
割引シールによってもたつく研修生の人に対して
私の後ろに並んでいるオジサマ
「おっせーな！急いどるんだが！」
（イラッ…だったら隣のベテランの方のレジへどうぞ）
※無表情で聞こえないふりをする
どれも
相手の方が思いつくままに出した言葉
心の声がつい漏れ出してしまったのだろうと解釈しています
※どれも私にとっては「怒る必要のないこと」
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「つい漏れ出してしまった心の声」で
強烈に思い出すのは
私が結婚することになり
それを報告した時の先輩のセリフ
「え！『山本』になるの？つまんない名字！」
（イラッ…うるせーよ！）
※ここでも薄ら笑いでしのぐ（大先輩だったので）
（全国の「山本さん」ごめんなさい）
色んな要因で
その場で「怒る」ということはしなかったけれど
今思うと
私にとってはやっぱり「怒る必要のないこと」です
随分昔のことなのに
こんなに鮮明に覚えているなんて
我ながら執念深いなぁと感じたりしています
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自分のクセでもあると思うのですが
私の場合は「思いついたまま言う」ことはほとんどありません
雑談の相槌であっても
自分の中で2,3回リピートしてから口に出している感覚があります
（多分それがないのは「家族」に対してくらいかも）
アンガーマネジメントに取り組む中で
相手の言動が自分にとって重要かどうか
怒る必要があるかないかの線引きをできるようになってからは
時にはグサッとくるような毒々しさを撒くこともある
私の周りにいる
「思いつくままに言う人」は
「直球でのやり取りができる鮮度の高いオモロイ人」
に変わってきました
（あくまでも私の感覚です）
その人は一見
言いたい放題のようだけれど
実は
相手の本音を引き出すのが上手だし
割と皆から愛されていて
その瞬発力や感覚が重宝されるのです
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私自身が
その人のようになれるかというと
なれないし、なろうとは思えません
（なってみたいとは思うけれど）
だけどそれは
自分にはないからこその羨ましさだったり
その人とは違う感覚の自分や
その人とも自分とも違うまた別の人
そういった色んな人達の入り混じったものが
今自分がいるコミュニティだったり
これから築いていくチームだったりするのかなぁとも感じています
「思いつくまま言う人」から見た「私」は
さぞかしムッツリだろうなぁと思うと
ちょっとニヤニヤしてしまいます
（私が変なのはこういうところです）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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