草引き

おばあちゃん、どうしてるかなぁ

先日草引きをしながら
祖母のことを思い出していました

　
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もう何年も前のこと

暑い中
畑の草引きをしていた祖母の話を
母から聞いたことがありました

なにやら
ちょっと外に出るだけでも

お嫁さん（私にとっては叔母）に
あれこれと文句を言われているとのこと

田んぼの水の様子を見に行っては怒られ
畑の草引きをしては怒られ

これではあんまりにも
祖母がかわいそうだ

母にしてみれば

働き者だった祖母の
日常さえ奪うのか
そんなのあんまりだ

私にはそんなニュアンスに伝わってきました

　
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先週の日曜日は

妙にエンジンがかかり
暑い中草引きをしていました

我が家の小さな小さな庭は
すぐに雑草たちが元気よく生い茂ってきます
（子どもたちが綿毛をふきまくるのでタンポポがいっぱい！）

ほとんどが砂利なので
とても抜きやすいのですが

それでも汗だくになりました

そんなとき
先述の祖母のことが頭をよぎりました

こんな暑い中
しかも畑に入って草引きなんて死んじまう！

叔母は

ただあれこれ文句を言っているのではなくて
祖母のことが心配だったんだろうなぁ

きっと祖母もそれは分かって
ちょっと寂しい気持ちがあったんだろうなぁ

又聞きの又聞きなので
私には本当のところは分かりませんが

それぞれが相手のことを想うがゆえのことも
そこには沢山あったんだろうなぁと感じていました