見ちゃいけないと思うと
ついつい見てしまうし
聞いちゃいけないと思うと
ついつい聞き耳を立ててしまうし
…自分、不器用ですから
↑これを言いたかっただけです
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平日
少しでも時間があると
子どもたちを引き連れて
図書館へ行っています
閉館前の30分ほどであっても
あの図書館の独特の匂い
心地よい静寂
一日を心地よく締められるような気がします
そんな中
中学生くらいのカップルが
ひそひそ話をしていました
「…でね、……ふふっ」
「まじ?……じゃね?…」
最初はさほど気にならなかったのですが
「囁き」がやがて「耳障りな小声」になってきました
周りの高校生らしき学生
スーツを着たオジサマ
声のする方をキョロキョロ見まわしたり
ジーッと見たりしていました
(あ、私だけじゃなかったんだ)
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本人たちは
そんな周りの様子を
全く気に掛けることもなく
あーだこーだヒソヒソ言っていました
こうなってくると
中途半端に聞こえることが気になってしまい
自分の作業に集中できなくなってしまいました
そこで
一旦手を止めて
(周りの人たちはどうするのかなぁ)
と観察してみました
すると
さらにジーッと見続けている人
イヤホンをして自分の世界に集中している人
席を移動して少し離れたところに座る人
色々でした
どれが正解というわけではありません
どんな行動であっても
自分がそれ以上ムダにイライラしなくて済む方法を
選べばよいだけなのです
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そうこうしているうちに
閉館のお知らせの音楽が聴こえてきました
この図書館は
10分前にリストの「愛の夢」
3分前に「蛍の光」が流れます
今日の作業は
思ったほど進みませんでしたが
この音楽を聴いて帰ると
何だかホッとするので
不思議なことに
さっき感じたイライラはどこかへ行ってしまっていました
子どもたちも
好きな本を読んだり
DVDを観たりして
同じ空間に居ながら
それぞれの好きな楽しみ方ができるので
やっぱり図書館が好きです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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