我が家のウルトラマンは
3分ではなく
5分でした
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私は朝が弱く
私以外の人は
少なくとも私よりは朝が強いので
私は
自分が起きるだけで精いっぱいです
（必死で言い訳）
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ゆえに
子どもたちは
自分が出かけないといけない時間から逆算して
自分で目覚ましを掛け
身支度をして出掛けていきます
そんなある日
いつもの時間には既にいないはずの
高校生の息子が
のびのびと寝ていました
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私「あれ？家でなくていいん？」
息子「……目覚まし掛けてる」
娘「さっきなったけど、自分で止めてたよ？」
息子「ハァー？？…！！！」
怒り狂いながら身支度をし
慌てて家を出るまでに
ものの5分でした
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怒り狂う気持ちもわかるけど
これは私の問題ではない
ほんの5年前であったなら
ハラハラしてイライラして
1日中嫌な気持ちを
抱きかかえていただろうなぁと思いましたが
（あ、お弁当は忘れなかったな）
朝からせっせとこさえてくれていた
夫に感謝して「それ」は終わりました
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夜帰宅して
息子に聞いてみると
「普通に間に合った」
とのことでした
いつもよりは
一本乗り遅れてしまったけれど
遅刻は免れ
本人的にはセーフだったとのこと
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もちろん心配はあるし
ほったらかしがいいとは思いませんが
どうしようもないこと
どうにかなること
というのはあります
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ましてや
自分の問題ではない時には
不要に抱き込まないこと
妙に乗っかろうとしないこと
自分がフラットに構えておくこと
今の「対家族」に関しては
それが一番健全な気がしています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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