あの蒸し暑い中の
ペダルの重さをふいに思い出すことがありました
******************************
あれはたしか
30年位前の話(!)
学校の帰りに
ピアノ教室に向かう道で
いつもより自転車のペダルが
重いなと気づきました
今考えると
あきらかにパンクだったのですが
それを認めるまでに
なぜか長い時間を要していました(なぜに)
******************************
いよいよ空気もなくなってきて
尋常ではない走行音を立てながら
それでも乗り続けていた私の運転は
もはや歩行者にも追いつけないほどになっていました
(あ!パンクしとるやん!)
小学生にからかわれてもなお
そのまま目的地まで乗り続けていた私は
当時何かにとりつかれていたのか
どうかしていたのだろうなと思います
******************************
頑なにパンクした自転車に乗り続ける
その原動力は何だったのかというと
「ただの意地」
誰も得をしない
何の意味もなさない
むしろマイナスに働き続ける
それらの行動は
何かを認められない
何かを変えられない
現実から目を背ける
集大成というか
自分の中ではナンバー1というか
真骨頂だったなと
なぜか不意に思い出した出来事でした
******************************
目指したいところは何か
そのためにできることは何か
そのうえで必要なものは何か
そこに意地やプライドは必要なくて
必要なのは認める勇気だろうなと
頑固な自分を分析しています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング