この席だけは
譲れないなと思います
先日息子にとって
中学最後の運動会がありました
長縄も
ムカデ競争も
ラジオ体操も
人が多すぎて
なかなか探せないと思いきや
なぜか
すぐに見つけられます
きっと
見えないセンサーが働いているのだと思います
そんなこんなで
プログラムも終盤
お待ちかねの
選抜リレーがやってきました
誰に似たのか
3年間選抜リレーに出してもらえて
それを見るのが
毎年楽しみでした
そんな毎年の楽しみも
いよいよ今年が最後
…まさか
こんなことになるとは思いませんでした
トップでバトンを繋いだスタートして
ぶっちぎり一位を死守できる！と思った矢先
バトンを渡す一歩手前のところで
息子の姿は砂埃にまかれていました
（………！）
そこから最下位を維持し（？）
ゴールテープを切ったのですが
転んでもいないのに
何だか身体に痛みが走って
（なんて声を掛けたらいいかな…）
そんな思いが膨れ上がりました
レースが終わって
息子の様子を見ていると
チームの仲間が砂まみれの中
代わる代わる息子とハグしてくれている姿を見て
溜まらない気持ちと一緒に
涙がやってきました
（きっと大丈夫だな）
私が何か特別にすることは
なくても大丈夫だなと思いました
悔しいこと
残念なこと
思いがが溢れだして
自分に怒りの矢印が向いてしまいそうになることがありますが
こういうときに
仲間の存在が助けになったりもします
「すっころんじゃったよ」
へへへと笑って話をしてくれたのは
仲間のハグがあったからなのかもしれません
中学時代の運動会は終わりましたが
この先もずっと
ファン1号は健在です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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