実は
「おむつなし育児アドバイザー」の私ですが
「おむつなし育児」と「アンガーマネジメント」は
よく似ているような気がします
(あくまでも私個人の意見です)
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アンガーマネジメントは
怒らなくなることが目的ではありません
自分自身の怒りの感情についての理解を深め
怒る必要のあることは上手に怒れ
怒る必要のないことは怒らなくなるようになることを目指します
怒ることは悪いということではなくて
ムダにイライラせずに
自分の怒りと上手に付き合う方法を身につけていきます
おむつなし育児は
おむつなしで過ごすことではありません
おむつの外での排せつを繰り返し
解放空間での排せつの気持ちよさを感じながら
いずれはトイレで排泄ができるように促していきます
おむつを使わないことにこだわるのではなくて
状況に応じて使うこともあります
上の子たちのトイレトレーニングを振り返ってみると
「どうして早くトイレに行かないの!」
間に合わず失敗してしまったことを
とにかく責め立てていました
よくよく考えてみると
生理現象でもあるので
それを思い通りにコントロールするというのは
そんなに容易ではありません
私自身もトイレの間隔がやけに短いこともあるし
ガマンするにも限界はあります
(せいぜいドラマを観ているときのCMまでの15分くらい)
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おむつなし育児に出会ったのが
次男が1歳になる前
それから少しずつ
私と彼の中で
ストレスのない所を探しつつ進めてきました
4歳になった今は
パンツで登園しています
「えー今さら?!そんなの当たり前じゃん!ウチは1歳からだよ!」
知り合いにそう言われたこともありましたが
「そうなんですね~」
で終わりでした
(以前なら絶対イライラしてそう)
トイレトレーニングは早く完了するべき
それもその人にとっては正解かもしれませんが
私は「次男と」無理なく一緒に進めていくべき
自分の「べき」がそこにはありました
そこには
上の子たちのときの様子
日中の過ごし方
保育園と自宅での活動時間帯
言葉でのやりとりの段階
観察してみての体質的なもの
がありました
それを「早い・遅い」「良い・悪い」で
判断することにあまり必要性を感じていないので
若干乱暴に言われた言葉にも
(そうなんだ)で終わらせることができました
とはいえ
夜間には失敗してしまうこともあります
(あ、もちろん次男が!焦)
そんなときにも
自分の一番奥底で感じている
自分が一番大切にしたい想いに気づけると
落ち着いて言葉がけできる気がします
(洗濯物がぁ!とかは二の次、三の次に)
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「おむつなし育児」と「アンガーマネジメント」は
よく似ているような気がします
冒頭にはそう書きましたが
実はちょっとそうではなくて
私の「おむつなし育児」に
「アンガーマネジメント」がとても役に立ったなぁ
でした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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