上手とはどういうことかなと
よく考えることがあります
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「怒る」というと
あまり良いイメージはありませんが
「怒れない」と「怒らない」だと
私の中では雲泥の差があって
「怒れない」には
「後悔」がもれなくくっついてきます
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昔は
強く怒り過ぎたり
必要以上に怒りを膨らませたり
八つ当たりをしたり
「怒ってしまったことへの後悔」が
かなり多くのさばっていました
じゃあ怒らなくなると
それらが解決するのかというと
意外にそうでもなくて
「怒れなかったことへの後悔」が
ずっとそこに佇んでいる
そんなイメージです
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怒ってしまったことへの後悔は
罪悪感がしばらくくすぶっているのですが
怒れなかった後悔は
同じことが繰り返されたときや
状況が悪化したときに
(あーあ…だからあのとき)
ズドーンとダメージがやってきます
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上手に怒る
というのは
そもそも
怒る必要のあることとないことの線引きが明確であること
(その線引きを自分の責任においてできるということ)
加えて
いざ怒ると決めたときに
その先の行動の選択も
「怒りで後悔しない」
そんな選択を自分で選んでいけるということです
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言うのは簡単
やるのは大変
だからこそ
日々意識して取り組む意味があるのだと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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